何も知らない、
何も出来ない。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
そう思っていた。
そんな自分を「価値がない」と責めていた、否定していた。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
人から嫌われるのが怖かった。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
「誰か」とたえず自分を比べ、
認めてもらえないこと＝存在価値を否定されることだと、 頑なに思っていた。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
でも、しょーがない。
だって本当にそうなんだもん。
所詮、私は私。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
それを認めて、開き直ることが出来たら、
無知でいることが心地好いことだということを、初めて知った。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
何も知らない。
だから、自分が出来ることをやっていくだけ。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
何も知らない。
だから、自分が嬉しいと思うことをやっていくだけ。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
何も知らない。
だから、素直な気持ちで生きてくだけ。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
人は誰も、ただの素浪人。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
「肩書き」なんて、そのときだけの仮りそめのちょっとした目印に過ぎない。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
生きていくのは、いつだって誰だって、道半ば。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
自分にも、周りにも嘘をつかずに、
素直な気持ちで歩いていくだけ。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
すがすがしく、歩いていく。
私は今日も素浪人。 ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
#霊的なお話
#愚者は無知の知を象徴するカードです
