2020年12月22日3:20に、水瓶座で土星と木星が重なりました。
拡大発展の星・木星と、
自己管理と克己の星・土星が重なることを「グレートコンジャンクション」と言います。
これは約20年に一度重なります。
重なる時、一定時期同じエレメント(火土風水のいずれか)で起きるのですが、
それが約200年毎に変わります。
大きな視点ですよね。
それがここ約200年前後は、「土のサイン」だったのですが、
それが「風のサイン」に切り替わるので、
「風の時代」になると言われています。
これ以降、あと200年は風の時代となります。
ところで最近、あちこちで「風の時代」と言われています。
あまりこの意味を知らずに、お祭り騒ぎ的な意味で使っている人も多いようです。
しかし、大きな視点で見ると、今日明日で変わったものではなく、
既に1980年の天秤座でのグレコンでその予兆があり、
2000年の牡牛座でのグレコンで土の時代の総決算的な時期となり、
いよいよ本格的にその時期に入った、ということです。
もう、40年前からその準備に入っていましたし、
早い方は、90年台前半から、今でいう「風の時代・個人の時代」の到来を予言していました。
私たちも、大きな視点で物事を見ていきたいですよね(^^)
また、理屈的に「風の時代だからどうこう」、という論調も多いですが、
この先200年、どんな時代になるかなんて、今の時点ではわかりません。
1800年代、その後産業革命が起こり、市民階級が生まれ、産業や政治構造が大きく変わり、
世界を巻き込む大きな戦争が2回も起き、
その後、テクノロジーの発達とともに、インターネットが生まれ、パソコンやスマートフォンで生活する、
20世紀ミッドセンチュリーのSF小説な日常が実現しているとは、
200年前の人は、わからなかった、予想だにしなかったはずです。
だから、私たちは、余分な情報に振り回されることなく、
基本を踏まえつつも、一人ひとり、自分の存在や人生を大切にしながら生きていく、
それが何よりも大切です。
では、本日のグレコンのチャートを見ていきましょう。
今回のチャートはこちら。
グレコンは3ハウス。
サビアンシンボルという西洋占星術の読方では、水瓶座1度になるので、「理想郷の建築」。
初期度数は、そのサイン(星座)の質を純粋に反映しているエリアです。
グレコンは個人レベルというよりも、時代や社会など、大きな枠組みの中で捉えていくものなので、以下のような傾向が強くなると思われます。
・今までの社会構造や社会規範などの再構築(集団から個へ)
・より個々人の自由やそれぞれの意思を尊重するような社会への変化(「みんな違って、みんないい」的な)
・仮想空間へ社会構造がシフト(仮想通貨のように「一見、実態のないもの」が様々な分野で使われる)
・伝統から革新へシフトが加速する。
・インターネットなどをはじめとする、時間も場所も働き方も自由に選択できる社会、世界
などなど。
また、3ハウスで起こっているので、
自分のごくごく身近なところから、理想の生活や社会のあり方というものを表現したり、
身近な人に伝えていくことがベースになってきます。
また、個人レベルですと、
「その方のチャートのどこで今回のグレコンが起きたのか」、
ということがとても重要になります。
(詳しく知りたい方は、「占いセッション」でお聞きくださいね^^
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ちなみに私は、アセンダントというかなり重要な場所でがっつり起きていたので、
まさに「生まれ直し、生まれ変わり」といった様相です。
どおりで、ここ1年は、
「生まれ直しのための、仕切り直し」といったようなことが次々と起き、
大きな変化続きで凄かったなあ…と思います。
その出来事が起きた時は、不可解だったのですが、
チャートを見て、
「ああ、このグレコンを迎えるための露払いのように、これもあれも起きていたのか…!
西洋占星術やって、チャートが読めてよかった…!」
とすごく納得しました。
また、「個々人の生き方を充実させる」と同時に、
「社会的な自分の価値」を見出し、表現していくこともとても大事です。
前に出ていくことが苦手な方も、
これからの時期は躊躇しないでいきましょう。
また、自分を癒し、自分の心や魂を喜ばせてあげるような生活や、
自宅でゆったりと自分の理想的な生活を送れるようにしていくと、
さらにこの「風の時代」に乗れるようになるでしょう。
かなり、時代の風は目まぐるしいです。
自分が苦手なものは、得意な人にやってもらう、
代行する機器などをフル活用するなど
(例えば、お料理が苦手な方は、調理家電を、
お掃除が苦手な方は、ルンバなど自動設定し、毎日自動的にお掃除してもらえるようにするなど)、
今ある社会資源を有効に使っていきましょう。
チャレンジしたいものは、チャレンジを。
ただ闇雲に何かをやるのではなく、
「それをやったことで、自分の中にどんな価値が残ったのか」、
フィードバックを忘れずに。
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