「使命」に憧れたり、こだわったりする人は多いです。
「使命」にこだわったり、「使命」を求める人ほど、
・心が満たされていない人
・癒されていない人
・「自分を認めて欲しい」と他者に承認を求める人
・「自分を受け容れてほしい」と求める人
…が多いように感じます。
なぜ、このように「使命」にこだわってしまう人が多いのでしょうか…?
「使命」と「役割」の違いについても書いてみたいと思います。

使命について
あなたは「使命」について、どんなイメージをお持ちでしょうか…?
何か「使命」というと、「特別な役割」「他の人には出来ない、非凡なこと」「天から授かるもの」というイメージがあるようです。
私も以前はそう思っていました。
当時の私は、「何か特別な使命がある人が羨ましい」と思ったり、「自分にもそんな役割があればいいのに」と思っていました。
そして、使命にこだわってしまう人は、「自己価値観や自己肯定感が低い人」が多いように感じます。
私もそうでした。
でも今は、「使命なんて、どうでもいい」と感じています。
それはなぜかというと、
「使命」とは、「命を使う」と書きます。
つまり使命とは、「何か特別な役割」などではなく、「日々、自分が取り組んでいること、やっていること」。
こういう書き方をすると、「地味すぎて夢がない」と感じる人もいらっしゃるかもしれません。
しかしこの「地味すぎる=夢がない」という考え方こそが、危うい考え方じゃないかな、と感じています。
つまり、「目の前にある物事や役割」を軽視したり、感謝の気持ちがなく、
他者に認められよう、受け容れられようとするあまりに、「特別な何か」を追い求めてしまうからです。
こういった方は、あまり自分には必要がなかったり、益の無い情報商材、ネットワークビジネス(MLM)、
「○○の講習さえ受ければ、今日からあなたもプロの○○セラピスト(カウンセラー)になれる!」
といったセミナーや講習にハマりがちになります。
なぜなら、そういった勧誘をしてくる人は、人生に迷っている人の心の穴を見透かし、巻き込むのがとても上手いからです。
自分の本当の役割は、今目の前にある「何か」です。
しかし、心の目が曇ってしまうと、「本来の自分には必要がない、ふさわしくない『何か』」に目が奪われてしまいます。
心のモヤモヤや心の目の曇りをすっきりさせたい時は、お気軽にご相談くださいね。
あなたにも必要な「何か」「役割」は、必ずあります。