「自分の思う通りの人生を送りたい」と願っている人は多いです。
しかし、がんばらなくても、無理しなくても、努力しなくても、スルスルと自然に自分の望みを叶え続ける人もいれば、
その一方で、どんなにがんばっても、努力しても、幾ら根回しして周りに働きかけても、なかなか望みが叶わなかあったり、むしろトラブルをどんどん引き寄せてしまう人もいます。
「こんなにがんばっているのに、なぜ…」
そんな思いをされたり、自己嫌悪に陥ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか…?
新しい世界になってきて、より一層このコントラストが強くなってきました。
前回の記事「目に見えるものだけにこだわってしまうと…」にも通じる、このテーマについて改めて書いてみようと思います。
この「望みが叶わない状態」に陥ってしまえばしまうほど、
「こういうマニュアルやスキル通りにすれば、あの資格を取れば、この本を読めば、
一発逆転で自分の人生やこの困った事態が全て好転する!」、とか、
「このすごい人の真似をすれば、自分も同じようなすごい人になるに違いない!」
という「頭の中で考える、理屈や観念」「一発逆転思考」に支配されがちです。
でも、がんばってももがいても、良くはならない。
むしろ、トラブルが増えて行ったり、
どんどん自分から、周りの人が消えていなくなってしまったり。
この事態を変える、人生のベクトルを、望ましいものになかなか変えられない人には、共通点があります。
カウンセリングやコーチング、スピリチュアルや占い、いろんな手法を使ったとしても、
どんなに有名で高名な人や、実力がある人がセッションしたとしても、
「なかなか変わらない人・変えられない人」というのは、いらっしゃいます。
そのたった一つの理由は…
「自分が変わらないように、ギュ〜ッと力を入れすぎている人」です。
これを読んで、
「えっ、そんなはずはない!
だって私は今の人生でこんなにも困っていて、変わりたいのに!
この問題を終わらせたいと思っているのに!」
と思われた方も多いかもしれません。
顕在意識(脳みそで考えていること、自分でも自覚している意識、意識の中の3%)では、
「変わりたい、変えたい」と思っていても、
潜在意識(無意識の世界、意識の中の97%、自分の行動や選択を決めているところ)では、
「変わりたくない! このままでいい!(むしろ変わるべきは、相手や周りの方だ!)」
と思っていると、
「ぎゅーっと、相当に強い力を入れて、望ましくない方向へ進むように思いこんでいる」状態になるので、
「自分では変わりたくない」と思っているので、いろんなことをしても、変わりません。
車でいうと、アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態になります。
では、どうすれば「望ましい方向に変わることができる」のでしょうか…?
答えは簡単です。
「自分は変わる」と決めること、
「今ある問題は、自分が引き起こしたことだということを受け入れること」です。
誰かに不快なことをされたとしても、
それを受け入れてしまっているのは、ご自身だったりします。
また、自分は被害者だと思っていても、
実際には、相手に不快なことを自分がしてしまっている場合も多いです。
だから、自分から人が離れていったり、思い通りにいかない、ということが起きてきます。
それに気づけないと、受け入れないと、なかなか次には進まないのですね。
そういったことは、なかなか自分では気づけない、「自分の背中は自分では見えない」ので、
それがわかる、
その原因に気づかせることができ、解放することができる誰か、が必要になってきます。
でも、そんな誰かの手を借りると、自分一人でもがいていた頃が嘘のように、スッといろんなことに気づき、気づくことで終わっていきます。
気づきを進めると、辛かった頃が嘘のように楽になっていきますよ♪
毎回、セッションを受けられたお客様の晴れやかになっていく笑顔を見て、さらにその思いを強くしています。
自分が変わることに、許可を出してあげてくださいね。