もともと文房具や筆記用具が大好きで、旅先で可愛いものを買ったり、お気に入りのボールペンや万年筆、インクの限定品が出ているとついつい気になってしまうタチです。
その中でも憧れだったものの一つが、ガラスペン。
知っていますか…?
ガラスペンは日本発祥の文具です。
ガラスペンは明治35年に風鈴職人の佐々木定次郎氏によって開発されたそうです。
今では、世界中で作られ、使われているガラスペン。
その佐々木定次郎氏の作り方を今でも受け継ぐ、東京の老舗・佐瀬工業所に注文していたガラスペン。
3週間以上待って、とうとう今日、届きました!
日本製の竹軸で作られたペンの肌触りに、ドキドキワクワクします。
ガラスのペン先が壊れないように、瓶に触れないよう、そっとインクをつけます(ドキドキワクワク)
書き味の違いは以上の通り。
それぞれの太さによって味わいがあって、とても良かったです。
ガラスペンの優れているところは、1回インクをつけると葉書1枚くらいはそのまま書けてしまうこと。
毛細管現象でそうなるそうです。
そんな緻密なペン先を作れる職人さん、すごいですよね。
日本人ってやっぱりとても器用なんだなあ、と改めて思いました。
ペンを気ままに走らせていたら、自然にこんなメッセージが降りてきて、そのまま描いていました。
どんなに孤独でも
「自分なんてダメ」としか思えない時でも
忘れているかもしれないけれど
あなたのそばに私がいることを忘れないで。
あなたには生きていて欲しいから
11月9日 天音︙結里愛
このメッセージは、昨日からお送りしている「楽しみ」ということにも、実はつながっています。
人は孤独な時、自分が思うよりも深い孤独の中に心が埋まってしまう場合があります。
「自分では気づいていない」というところが、ポイントなのですね。
人は孤独だと、心が誤作動を起こしやすいです。
誰かに依存したり、
誰かを攻撃したり、
誰かを羨んだり、
誰かに嫉妬してしまったり、
誰かと自分を比べ、さらに自分を責めたり、
自分を貶めてしまったり。
この中でも一番恐ろしいと私が感じているのは、
「自分なんて生きる価値がない、生きている意味がない」
と思ってしまうことです。
そう思ってしまうと、自ら「生きることを放棄」してしまう、とても危うい状態になります。
その状態になると、「生きる喜び」や、「自分を笑顔にすること」には全く意識が上らなくなってしまいます。
看護師時代から、多くの人の死に立ち会ってきました。
天寿を全うされて、極楽へいく方もいれば、
事故で突然の死を迎える方もおられました。
でも、一番恐ろしいのは、「自ら、自分の人生を放棄し、命を諦めてしまうこと」なんです。
これは自殺だけではなく、諦めた瞬間に、本来その人がかからずに済むような病気になってしまったりする場合があります。
もし、その孤独感が癒されなければ、命を落としてしまうケースもあります。
私は、以前必死に生きようとしていました。
でも、自己否定感や罪悪感が強く、自尊心も持てなかったため、自分を大事に扱うことができず、結局は5年前に重症の子宮筋腫で子宮全摘をせざるを得ませんでした。
手術を受けて良かったと今でも思っています。
しかし、私以外の人には、こんな思いはして欲しくはないな、と思います。
誰もが、幸せに、穏やかに、笑顔で、その人の人生を生きてほしい。
この仕事を始めた時も、そして今も。
その思いは変わりません。
人が生きるデフォルトは、笑顔なんです。
赤ちゃんが微笑んでいるように。
笑顔じゃないってことは、何らかの課題があるってことなんです。
もし、あなたの顔が曇っているのなら。
本来の晴れやかな笑顔で生きていくために、今、何が必要か、もしくは手放さなければいけないのかを本気で考える必要があります。
笑顔で、生きていきましょう。