先日、セッションでクライアントさんから、こんなご質問をいただきました。
「ゲームをしたいんだけど、ゲームをやっちゃいけない気がする。
ゲームとかじゃなく、何か学びになるものをしなければいけないと思って…」と。
このようなご質問は、今までとても真面目すぎるくらいに真面目に一生懸命にやって来られた方からいただくことが多いようです。
あなたはどう思いますか…?
私の答えは、「Yes」です。
私自身、ゲーム好きなことももちろんあるのですが(笑、
それを考慮から外したとしても、もちろん「Yes」です。
これがゲームじゃなく、
絵を描いたり、楽器を奏でたり、お料理やお菓子作り、プラモデル作りなどでも一緒なのではないでしょうか…?
人は、大好きなこと、夢中なことをやっていると、
緊張がほぐれ、
心がリラックスして緩んだり、
新たなエネルギーや活力を得ていきます。
わかりやすくいうと、
「自分を楽しませるから、喜ばせるから、エネルギーが活発になり良い循環を起こしていく。」といったところでしょうか…?
だから、大好きなこと、心がワクワクすることって、どんどんしていった方がいいんです。
しかし、多くの「真面目すぎる人」はここで勘違いをしてしまう場合が多いんですね。
「ちゃんと勉強しなければダメだ」
「人間は常に学んでいなければならない」
「人間、一生勉強だ」
「ゲーム(本、音楽、映画etc)になんてうつつを抜かしていたら、人間がダメになる」
「そうやって怠けていると、自分自身や人生がダメになる」
そんな思い込みはしていませんか…?
これは、「そういう自分の心の設定の中で生きている」という状態になります。
しかし、本(自己啓発系やスピリチュアル、ビジネス本ではない)、小説などを読むことは、そんなに悪いことなのでしょうか…?
映画や舞台でのお芝居を観ている時間は、そんなに無駄なことなのでしょうか…?
絵を描いたり、楽器を奏でたり、踊るのが好きな人は舞踊を通じて自己表現したり楽しむことは、そんなに愚かなことなのでしょうか…?
ゲームを楽しむことは、無為な行為なのでしょうか…?
確かに、生きていれば、一生学びの連続ではあります。
しかし、学びはセミナーや講座、オンラインサロン、ビジネス本や自己啓発本などだけではなく、
今生きている、この一瞬一瞬にも、いろんな奇跡や叡智に満ちています。
そう私たちは、今生きていることこそ、いろんな奇跡やご縁、巡り合わせに満ちていて、とってもありがたいことなんじゃないのかなあ、と思います。
仕事や家事、「学びやお勉強」だけやっていると、生活にとても潤いがなくなって、殺伐としてきます。
その焦りが、スマホを食い入るように見て、ただひたすら情報を漁り続ける、ということにつながったりします。
そのような行為を続けていると、他者を羨んだり、嫉妬してしまうことにもつながったり、自己嫌悪感を強めることにもつながってしまいます。
なぜなら、「自分を喜ばせる」ということを一切していないからです。
真面目すぎる人ほど、「自分を喜ばせる」ことに罪悪感を持ち、「学びや勉強すること」でなんとか自分を納得させようともがいている方が多いように感じます。
もし、ゲームを楽しむなら、スマホではなく、SwitchやPS5など、「ゲームソフトで遊ぶ」ものをお勧めします。
スマホはソシャゲなどが多く、依存性が高いものが多く(そうなる仕組みがいろいろ張りめぐらされています)、時間やお金を無為に消費し易いものが多いです。
「自分に自信がない」「誰かに認められたい(承認欲求)」「寂しい、孤独」な方ほどハマり易いので、要注意です。
それに対し、「ゲームソフトで遊ぶ」ものは、自分のペースでペースでプレイを楽しめますし、区切りもつき易いです。
また、最近人気があるボドゲ等は、コミュニケーションしながら楽しめるので、一番良いですよね。
また、いわゆる成功されている方、ビジネスで結果を出し続けている方も、ゲーム好きな方は多いです。
そういった方は、「仕事」「筋トレ」「ゲーム」など、「1日24時間の時間管理、それぞれの時間の割り振り」がしっかりと出来ている方が多いです。
私の場合は、ゲームをやらない時は半年や1年以上、全く手を出さずやらない時も多いのですが、
やるときは1、2日に1度、1時間くらい、少しずつ楽しむということが多いです。
さあ、あなたはそれでも「ゲームや、自分の好きなこと」を我慢し続けますか…?
私は、我慢は必要ないと思っています。
自分を喜ばせること、していますか?
もししていなければ、大至急、してあげましょう。
これって実はとても大切なテーマなので、また別記事で書いてみますね。