ビジネスでも経営でも、恋愛やパートナーシップでも…
「…が良い」
「…しなければダメ」
と云われていることが、いろいろありますね。
もちろん、それ自体は悪いことではないですし、
「そうすると良いこと」もいろいろあるでしょう。
しかし、
「…べきこと」「やるべきこと」という思考に陥ってしまうと、
「…べき」「…ねばならない」思考が強くなってしまい、
ますます、ご自身の魂の本質や豊かさから遠のいてしまうんじゃないのかな…?と感じることも多いです。
経営者やビジネスにおいて、
一般的に「そうすると良いこと」が、万人に当てはまるわけではない、…のですね。
(むしろ、その方にとっては逆効果になっているんじゃないのかな…?、というケースも、ままあります。)
私たちは、小さな頃から、学校や家庭で「正しいこと」「間違わないこと」を叩き込まれてきました。
学校のテストや参考書には、必ず「正解」があって、
それを当てると、点数が取れたり、先生や親、友達から褒められたりします。
しかし人生には、学校のように「何かの正解」はないんですね。
白か黒か、
⭕️か❌か、
正解か間違いか、
そんなに、単純ではないんです。
「正解を言い当てよう」
「間違わない生き方をしよう」
「失敗しないようにしよう」、
そう思いたくなる気持ちもよくわかりますが、
そもそも「失敗や間違いのない人生」は存在していませんし、
失敗や間違いから、私たちは学び、
さらに自分らしい人生に舵を切っていくものなんじゃないのかな…と感じます。
むしろ、
「これだけはイヤ〜〜〜〜っ!」
「身の毛がよだつ」
「こんな人生だけは、絶ッッ対に送りたくない!!!!!!」
という「自分の本音の声」を聴いてあげるほうが、ずっと大事なんじゃないのかな…?
そこに、自分の真実が宿っているように感じます。
そうすると、「ご自身なりに、腑に落ちること」が必ずあると思います。
「正しいこと」や「正解」に振り回されないようにしていきましょう。
「正解」だけを詰め込んだ人生は、とても味気なく、薄っぺらいものになってしまうんじゃないのかな…。
かといって、
自ら、わざわざトラブルを起こしたり、争い事や破滅の世界に飛び込む必要もありません。
私たちは、ただの素浪人。
それ以上でも、それ以下でもありません。
失敗しながらでもいい、
みっともない自分をさらけ出したっていい。
器用に生きられる人なんて、いない。
誰もが、
とてつもなく素晴らしい長所と、
どうしようもない短所を持っている。
長所と短所は表裏一体。
良し悪しではありません。
「正解を求めてさまよう人生」を手放していくこと。
そうすると、ご自身なりの落とし所が、必ずあります。