メッセージコラム

攻撃的な人〜愛されにくい人の共通点①

パートナーシップをうまく結べない方は多いです。

その中でもいくつかの共通のタイプがありますので、シリーズで紐解いていきます。


1回目は、「攻撃的な人」。

攻撃的な人ほど、

「自分は正しい」という思いにとらわれたり(正義中毒)、

相手をマウンティングしてしまったり、

サラッと残酷なことを言ってしまう
傾向があります。

「なぁ〜んだ、当たり前のことじゃないの?」

と思われるかもしれません。

しかし、この「攻撃性が高い」場合、以下のような課題が深く、問題を深刻化させやすいです。

・人間関係の基本が、「マウントする・される」「勝ち負け」「戦い」なので、本当の意味で相手を信頼したり、打ち解けた関係を築いていくことが出来ない。

・常に「どう相手より自分が優秀だと印象付けられるか」ということをグルグル考えているため、目の前の物事や会話に集中できず、的外れなことを言ったりしたりする傾向がある。

・本人はむしろ被害者意識が強く、むしろ「攻撃されたり、相手から迷惑をかけられているのは私の方」と思い込んでいる。

・自分でも、攻撃性が高いことをうっすらと自覚しているが、「そんな大げさな」と、あまり大きな問題として捉えていない。


・そのため、攻撃的な自分を止められない。もしくは、止めるほど大きな問題ではないと思っている。むしろ「正しいことをしている」と思い込んでいる。

・残酷なことを言ったり、攻撃的な言動・行動の後で、後悔し、自己嫌悪に陥り、さらに自己価値観や自尊心を失い、逆に攻撃性や残忍なことを言ったりしたりする。


・相手を下に見て「残酷なことを言える人」と、自分より目上や強い立場の人には、逆に気をつかって慇懃(いんぎん)に出たりと、相手にによって、コロコロと態度を変える。


そうなると、周りの人や、その人に傷つけられた人たちも、だんだん腫れもの扱いしたり、離れていってしまうので、肝心の本人は気づかない状態が続く…

そして、気づいたら、自分一人か、表面的な付き合いをする知り合いしか周りにいなくなった

ということになりやすいです。

そして、振り出しに戻り、さらに事態を悪化させ…という悪循環になりやすいです。

これは、パートナーシップ以前に、
「自分にとってはちょっと耳が痛いけど、大事なことを言ってくれるお友達」も出来ないので、誰も幸せにならない、とても悲しいことなんですよね…。

このような場合、

まずは、
「今、ヤバい状況だ」
「このままだと、自分も周りの人も辛いだけだ」
「誰も幸せにならない」
「自分が孤独になるだけだ」ということに早く気づくこと。


気づきが、大事です。

また、今までの思考や思い込みで心が硬直してしまっている状態なので、
「癒しと慈愛」を十分に与えられ、
本来の優しい、余裕のある心を取り戻すことが大切
になってきます。

これは、自分一人では難しいです。

自分一人では、自己否定したり、自分を責めたりしてしまうので、攻撃性が高かったのです。

十分な愛ある他者からの、
癒しと慈愛を受け取り、
自分を許すことを少しずつ覚え、
他者を許し、愛することを覚えていくことが大切なんじゃないのかな…?
と思います。


誰の心にも、愛はあります。

残忍で意地悪な姿は、本来のその人の姿ではないのです。




そして、残忍、残酷だったり、意地悪なことを言われて、傷ついているあなたへ。

あなたは、悪くありません。

ご自身を責める必要もありません。

あなたが受け入れらない、受け入れたくないことは、受け入れなくていいのです。


冷たい、刃のような言葉よりも、

愛ある、あたたかで優しい言葉を、あなたのハートの中に入れていってくださいね。


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