私は、日頃のセッションや発信で、
「気づくことが大事」
とよくお伝えしていますが、
自分一人ではなかなか難しかったりします。
特に生きづらさを感じていたり、
人生がうまくいかない方は、
いろんなことを気にしすぎていたり、
本当に目を向けなければいけないものよりも、
余計な、自分の本筋とは関係のないものに目や気持ちを奪われがちです。
こういった状態はストレス心理学では、
「自分の心の中の問題の外在化」が出来ていない状態、と言われています。
もっと簡単なわかりやすい表現をすると、
「自分自身に正直になれない」
「自分の課題を恥ずかしいと思っている」
「自分自身や、自分の課題と向き合いたくない」
「今のままの生き方では苦しい、変わりたい、だけれども変わりたくない」
といったさまざまな「潜在意識でのブロック」が抵抗感となり、気づくこと、変わること、課題を外在化させていくことの障害になってしまいます。
では、どう課題を外在化していくか。
もちろんカウンセリングやコーチング、私のようなチャネリングセッションなど
「自分を俯瞰してみてくれる誰か」に手伝ってもらうのも良いのですが、
カウンセラーやコーチ、そして私も、その方に24時間一緒にいるわけではありません。
その場合、
「まずは、書いてみる」ことで「自分の課題や問題を外在化させる」ことが大切になってきます。
「書くこと」はアウトプットになるだけでなく、
「自分でも気づいていなかった感情の吐き出し」になったり、
「気づき」や「癒し」につながっていきます。
しかし、うまく生きてこられなかった人ほど、
「自分と向き合うのが苦手」
「自分の課題からできれば目を背けたい」
「できれば、自分の課題や問題に気づかなかったことにしていたい、無かったことにしたい」
「書くことで何かに気づいたら、それを認めたくない」
というブロックが強いので、
いくら「ノートに書いてアウトプットしてみると良いですよ♪」と言われても抵抗があるようです。
定期セッションでは、その辺りのアウトプットもサポートしていますが、
「これってみんなそうなのかな?!」
とふと思いました。
本日、お客様にお話ししたエピソードをシェアしますね。
「書く」ことは、気づきと発見に満ちた、とてもエキサイティングな経験なのですが、一見地味な作業なので、「一発逆転思考」の「ものごとを継続出来ない」人には、苦手な方もいるようです。
そこでこちらの例をお伝えしました。
日本のみならず、メジャーリーグでも活躍されている野球の大谷翔平選手。
彼が岩手県・花巻東高校の一年生の時に作成したシートがこちらの有名なシートです。
これは「マンダラシート」と呼ばれる、81マスに分かれた「目標達成のためのシート」です。
真ん中の「8球団からドラフト1位指名を受ける」という目標に対し、
それを叶えるために必要だと思える要素を8つ挙げ、
さらにその要素を達成するために必要と思われる現実的な行動を8つ挙げています。
例えば「運」のところ。
「ゴミ拾い」がありますが、彼はこのシートを記入した、まさにその日から3年間、1日も欠かさず登下校の際などに必ずゴミを拾っていたそうです。
野球の強豪校でそれなりにスケジュールや運動量もタイトだったはずなのに、すごくないですか?!
ゴミ拾いは、非常に強力な開運行動なのですが、
高校一年生の時点でそれを知っていた大谷選手も凄いですし、
決めたその瞬間から3年間、ずっと続けていたこともすごい。
そりゃあ日本球界はもちろん、メジャーなど世界的な活躍をするのも無理はないと思いました。
「書く」ことは、自分の潜在意識を書き換え、心の奥底にある「何か」をすくいだす、とても有効な行為です。
12月6日夜に、「書くこと」のオンラインイベントをするので、是非ご参加くださいね!
詳細はこれからアップします!