昨日のコラム「生きていく上で、一番怖いこと」に関連して。
不安や恐怖が大きい方は、
同時に「強い生きづらさ」を抱えている場合が多いです。
同じ出来事であっても、
普通の受け取り方をする人は、シンプルに「事実」やありのままを冷静に客観的に受け止めたりすることができますが、
不安や恐怖が大きい方は、
ものごとを悪い方の意味づけやジャッジメントをしやすいです。
そうすると、余計に不安や恐怖が大きくなってきて、
ネガティブなことを引き寄せやすいんですね〜。
では、なぜそうなってしまうのでしょうか…?
いたずらに不安や恐怖に煽られたり翻弄されやすい人は、
心が「今、ここ」に無く、
「過去」と「未来」にしかないんですね。
過去の出来事や事実は変えられません。
「あの時、こうしていれば…」
と言っていても、どうにもできない、仕方のないことなんですね。
そして、「未来」は全てが不確定です。
そして、自分の行動や考え方で、いくらでも変えられます。
そんな不確定な未来を、今、一喜一憂してもしょうがないんですね。
「今、ここ」の積み重ねが、1秒1秒、未来に変わっていくだけなので、未来を憂いていても仕方のないことなんです。
とどのつまりは、心が「今、ここ」になければ、何の意味にもならないんですね♪
不安や恐怖が大きい人は、
「過去が未来になる」と思い込んでいて、
今に目を向けず、
過去の失敗や恐怖にばかり目を向けてしまいます。
でも、それをやっていて、幸せな気持ちや穏やかな気持ちになれますか…?
「良い方向に変わっていこう!」と思えますか…?
脳科学では、「過去→未来」ではなく、「未来が今に近づいてくる」という考え方だそうです。
それくらい、過去に囚われるのは意味がないんですね。
「今、ここ」が大事なんですね。
過去に翻弄され、
未来に怯えるのではなく、
豊かな「今、ここ」に気づいていきましょう❤︎