ご本人の中では、「これが正しい、こうすればいつか幸せになれる」と思い込んでいても、
実際には「こういう考え方や捉え方だと、絶対幸せになれない」という心の設定やロジックを解説していくシリーズです。
初回の今日は、意外と多いこの設定についてです。
「すごく嫌だし苦しいけれど、
自分さえ我慢すれば、
自分さえ耐えれば、
きっと幸せになれる」
この考え方にとらわれている方は、非常に多いです。
しかし、この考え方をして幸せになれる方は、見たことがありません。
かくいう私も、昔はこんなふうに思い込んでいました。
自分さえ我慢すれば、
今ここをやり過ごせれば、
なんとかなる、
潮目が変わって上手くいんじゃないか、と。
そんなはずはないこと、
そんな考え方で解決しないことは、今では十分にわかっています。
しかし、当時の私はこれが最善の解決方法の一つだと信じて疑っていませんでした。
日本人に多い考え方なのですが、
「他人を気遣うことはいいことだ=自分の意見や考えを押し殺すことがいいこと」
と勘違いしてしまっているのですね。
でも、「他人の意見や立場を尊重すること」と「自分の意見や考えを表現すること、自分自身の思いを尊重すること」はバッティングしません。
「それはそれ、これはこれ」と尊重することが出来ます。
また、「自分が耐えれば幸せになれる」と思っている方は、
・目の前の現実を見ようとしない、
・自分で行動したり意見を出したりせず、受け身で消極的
・自分で自分を誤魔化してしまう
という問題点があります。
そのような状態で、ご自身が望む幸せになれるでしょうか…?
私はかなり難しいと思います。
何でもかんでも他人任せで、自己決定しない。
それは「自分で自分を幸せにする」「幸せな人生を歩む」ことを自ら放棄してしまっているからです。
でも、かつての私のように「自分の意見を言うこと自体、怖い」「自分の意見を言ったら、なんだか恐ろしい気がする」という思いがある方もいらっしゃるでしょう。
それは、「自分が自分らしくあることへのブロック」「自分が幸せになることへのブロック」が強くかかっている状態です。
そのブロックを外していくと、誰を傷つけることもなく、さわやかに、お互い笑顔になれるような自己主張をしていくことが出来ます。
このブロックは、お勉強やガッツや気合や根性では外れないので、エネルギーワークで外していくと、するっと外れていきます。
そうすると、信じられないくらい、軽やかに、笑顔になられます。
「自分でも気づかない呪縛」を外して、自由になりましょう♪