頭だけで考えがちな人が陥りやすいこと。
「○○をしたいけど、もし○○をしたら、どうせそれをやっても、**(時間、手間)がムダになっちゃう」
「××をしたいけど、もしそれをしたら△△だから、それってやる意味があるのかな…って」
…っていう風に、自問自答をしたり、自己完結しがち。
多分すごく真面目で「失敗しちゃいけない」「無駄なことをしちゃいけない」って自分を律しているのかもしれない。
だけど、これって自分で自分の可能性をガッチリと閉じてしまっているのがわかるかな…?
心理学的には、セルフで「ダブルバインド」をしているのにとても近い状態になっています。
ダブルバインドとは、二つの矛盾したメッセージを出すことで、相手を混乱させる可能性のあるコミュニケーションのこと。
統合失調症(精神疾患)の研究者であった文化人類学者のグレゴリー・ベイトソンが発表した言葉で、日本語では「二重拘束」という意味になります。
1つのメッセージと、もう一つのメッセージに矛盾が起きていて、どちらに従ったとしても相手を満足させられない状態をつくります。
ダブルバインド|混乱・操作するコミュニケーションに注意!
(略)
ママ「好きなお菓子を1個買っていいよ」
子ども「これが欲しい!」
ママ「そのお菓子はダメ!」
子ども「(好きなお菓子買っていいって言ったのに・・・)」
これは、人からやられても混乱するのに、自分でやってしまったらもっと辛いよね。
頭の中であなたを否定しているのは、あなた自身ではないんだよ。
親や上司、周りの誰かが誰かがかつて言ったことかもしれない。
(そして、その人たちはあなたにそんなことを言ったことすら忘れているかもしれないね。)
だけど、あなたが苦悩している時点で、それはもううさんくさいメッセージなんだよ。
もし、こんな否定のメッセージが頭に鳴り響いたら、それを疑ってみてね。
疑うのは、自分自身や自分の能力じゃなくて、そんなメッセージ。
自分のやりたいことをやっていこ?
それを許してあげよう…?
まずは、そこから。