私が起業するちょっと前から「起業ブーム」と言われ、
今もコロナをきっかけに起業と自由な生き方を目指す人が多くなりました。
私が起業してもうすぐ丸6年になりますがその間にも、いろんな事象を見てきました。
いわゆるスピリチュアルの業界に入って数年間、こんなコミュニティをよく目に見ました。
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急激に膨張・成長(いわゆる「ウケる・バズる」)
→一時期は業界の流れに影響を与えるくらいの勢いを持つ
→内部のトラブル(指導者がおかしくなる、金銭トラブル、指導者と弟子の間のトラブル、クライアントからのクレーム等々)
→師匠&弟子のピラミッドごと、闇に堕ち、消えてなくなる
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…というケースを
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最近もまたそんなケースを目にしましたが。
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結局は、
自分の良心とクライアント、家族や周りの人たちに正直に、誠実に、
コツコツと信用を積み重ねていくしかないです。
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そしてそれが遠回りのようで、一番近道なんだと、何度も思うことがありました。
「起死回生で一発逆転で変わる」なんて絶対にないです。
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自分は、地味かもしれないけど、
一時的な華やかさみたいなものを追い求めなくて、やっぱり良かった、
地道に活動していて良かった、と思っています。
例えるならそう、
「近所の美味しいお弁当屋のおばちゃん」。
いつもあったかくて美味しいお弁当。
ほくほくに炊けた美味しいご飯、
外はサクサク、中はジューシーな香ばしい唐揚げ、
体の芯まであったかくなるような豚汁。
そんな素朴だけれども、
心も体もあったかくなるような、近所のお弁当屋さん。
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そんなふうに、これからも「今悩んでいる誰か」「幸せになりたい誰か」の手助けをしていけたら、って思っています。
決してそれは派手でもないし、華々しくもない。
だけれども、確実に誰かの心のかたくなな部分をとかし、優しい涙を流し、この先の人生を自信をもって歩めるような、そんなお弁当屋のおばちゃん。
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これからも地に足をつけて、
さらなるご信用をいただけるよう、
お天道様の下を歩きながら、
正々堂々、爽やかに、楽しく活動していこう、と思っています。
誠実に、
正直に。
息の長い起業をしていくには、それしかないです。
そして、また「誰かのお役に立てますように」「誰かが笑顔の人生を歩めるよう、これからもお手伝いしていけますように」。