メッセージコラム

何をどうするかは自分の自由と責任

何をどうするかは自分の自由と責任。

「そんなことわかっているよ」という方も多いかもしれない。

しかし、無意識に「誰かのせい」「環境のせい」にしている場合も多い。
そして、自分自身ではそれに気づかない場合も多い。


例えば。
モラハラ系のダメ彼氏・夫がよく使う言い方でこのようなものがある。

「お前が○○したから(言ったから)、俺(私)のやる気がなくなった(失敗した)だろう!、
全部お前のせいだ!」等々。

これは客観的に見ると、とても滑稽な上、「勝手な言いがかり」以外の何ものでもないのは、よくわかるだろう。

こういった言い方や構文は、モラハラ彼氏・夫だけではなく、毒親や、人に依存しやすいタイプの人にも、よく見受けられる言い方や考え方でもある。


こういった言い方に見られるのは、

「そこに起きた現象・現実」と、
「自分がどう受け止め、何を選択し、行動するか」は全く別なのに、

それを一緒くたにしてしまっているということ。

実際は、それぞれ別の話であるのに。

外側で何が起きようが、何を言われようが、
自分自身が

・どう受け止めるか
・何を選択するか
・どのように行動するか

…は、それぞれ全く別の問題であり、自分自身の責任
です。

「自由」には「責任」が伴う。
そして、私たちは生きるからには「自分が幸せな人生を送る、生きる責任」
がある。



でも、「自分と他人の境界線(バウンダリー)」「自分と周りの世界との境界線(バウンダリー)」が曖昧だったり、ちょっとおかしな状態になっている方は、
いとも簡単に「○○だったから、自分はこうなった」と、物事を単純に考えやすい
です。

そして、そういった考え方の方は、参考書や問題集のように、

「何か問題があるときは、原因があるはず、その原因を叩き潰せば(解決すれば)、幸せになれる。」

と思い込んでいます。

全ては、ご自身の責任なのだけど、その責任を担う「胆力」みたいなものを失っている場合が多い。

しかし、人生や心、魂は参考書や問題集ではありません。
壊れた部品を交換修理すれば解決する、車や機械でもありません。

原因なんてはっきりわからない場合も多いし、
たくさんの要因が絡んでいる場合がほとんどです。

そして、仮に原因を解消したからといって、その問題は解決はしません。

自分自身が変わらない限りは、その問題は続いていってしまいます。



本当に大切なのは、

外側で何が起きようが、何を言われようが、
自分自身が

・どう受け止めるか
・何を選択するか
・どのように行動するか


です。

もしそれに自信がない場合は、どうしていいかわからない場合は、
まずは現状の自分自身の状態を知り、整えていくことが大切です。

お気軽にご相談くださいね。

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