先週行ってきた、吉野・天河・高野山の旅は、それはそれは素晴らしいものでした。
今では、「神仏は祀りあげられる存在で、人ととは遠い、何か特別なもの」という認識が一般的です。
以前は私もそう思っていました。
しかし、この仕事をしていてとても感じるようになったのは、
「神様は特別じゃない、常にいる」
「人と神は共生している」
ということです。
人が神を敬い、神は、よりその力を強くする。
そして、お互い成長していく。
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こちらは、奈良県天川村にある、円空仏を御祀りしているお堂です。
山の中の、小さな集落の中にあり、江戸時代から庄屋をやっておられた家のおじいさまが今も堂守をされ、今もこのお堂と仏様をお護りしておられます。
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円空仏は、現代になりその評価が高くなり、大量の贋作が流通してしまうくらい、とても人気のものです。
しかし、この村では、円空が仏像を彫りながら村々へ旅をしていた時、そのままに、江戸時代から、円空が彫った仏様たちを、村の中にそっと大事に御祀りしています。
この仏様たちも、もう何百年も前から、
この村を、村の人々を、優しく見守ってくださっていたのですね。
まさに、「神と人、そして自然との共生だなあ、素敵だなあ」と学ばせていただきました。
私も、円空のように、そんな大切なことを伝え歩いていきたいなあ、と素直に感じます。
天河、すごく良かったのでまた行きたいですね。
これからも、たくさんの人々や神仏とのご縁がいただけますよう、仕事に励んで参ります。
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